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東京都武蔵野市吉祥寺本町1-13-3 吉祥寺医療ビル2階

よくあるご質問

漢方のよくあるご質問&お答え

Q1.漢方薬は高いのですか?

A1.

漢方薬は、本来高いものです。月に何万円とかかるものです。
しかし、保険診療で使う漢方薬の薬価(国が決めた価格)は、医療用の場合、1種類でだいたい1日40円~400円です。
平均では200円前後です。
保険適用となると、受診者の負担は普通、これの3割になりますから、1種類でだいたい1日12円~120円です。
平均では60円前後です。
つまり、1種類をひと月服用すると、薬代だけで平均2,000円くらいです。
これに、診察料、処方箋料、調剤料などがかかります。
この部分は普通の内科と同じです。

Q2.漢方薬は煎じるのですか?

A2.

現在は、医療用の漢方薬といえば「漢方エキス製剤」がほとんどです。
これは、漢方薬の成分を抽出して粉末や錠剤にしたもので、煎じなくても、水でそのまま飲めます。

Q3.煎じ薬とエキス製剤はどちらがよいのですか?

A3.

結論からいえばケースバイケースです。
煎じ薬の最大のメリットは、中身がアレンジできることです。
漢方薬は、生薬数種類~十数種類からなっていますが、エキス製剤は「レシピ固定」の既製品のようなものです。
一方、煎じ薬は生薬の出し入れ、付け足し差し引き、増減などが行えます。

そういう意味では、煎じ薬のほうがよりピッタリあう薬ということになります。
ただし、煎じ薬はつくるのに時間がかかり(30-40分)、面倒くさく、味もまずい、携帯に不便、出来不出来が日によってばらつく、などの欠点があります。
そういう意味ではエキス製剤が良いでしょう。
私(院長)なんかは、煎じ薬を自分で飲むこともありますが、よく挫折してしまいます。エキス製剤が重宝しています。

品質という意味では、両者に差がないと考えてよいでしょう。
工場で厳重につくられてしっかりパックされていることを考えれば、エキスのほうが上かもしれません。

漢方
エキス製剤

Q4.粉薬はお湯で溶かして飲むのですか?

A4.

漢方薬のもともとの形は煎じ薬でした。
それを簡便に再現するために、エキス製剤(粉薬)が開発されました。
エキスをお湯に溶かせば、煎じ薬のようになります。
ちょうど、インスタントコーヒーの粉末をお湯に溶かせば、ドリップして淹れたコーヒーのようになるのと同様です。
その名残で、「エキスはお湯に溶いて飲んでください」といわれるのです。

では、エキス製剤はお湯に溶かさなければいけないかというと、そうではありません。
水やお湯で飲んでも構いません。
ただし、オリジナルの形とは程遠いです。
インスタントコーヒーの粉をそのまま水やお湯で飲み込むのと同様です。

エキス顆粒 エキス細粒

Q5.子どもでも漢方薬は飲めますか?

A5.

飲めるお子さんは、少なくありません。
飲めない大人も、少なくありません。
大人でも飲みづらいだろう、と思われる漢方薬でも、するすると飲んでしまうお子さんもいます。
(※当院では小児の方の診療は行っておりません)

健康保険適用の漢方薬はどこの薬局でも受け取れますか?

A6.

原則として、健康保険適用の漢方薬は、煎じ薬でもエキス製剤でも、全国どこの保険調剤薬局でも受け取ることができます。
しかし、これは古い時代に作られた法に基づく決まりで、現在のように何万種類もの新薬が発売されていますと、街の小さな薬局1店舗ですべての薬に対応するのは不可能です。
漢方薬も同じです。
保険適用の漢方薬には、エキス製剤で147種類あるといわれていますが、メーカーによって内容に微妙に差があるものもありますので、それを考慮すると数百種類になります(私は大体200種類くらいを使っています)。

生薬(煎じ薬のもと)は200種類以上あります。こちらは管理が大変で、湿気や虫が来ないように、細心の注意が必要ですので、どこの薬局でも、というわけにはいかないのが現実です。

Q7.漢方薬でもジェネリックを希望したいのですが…

A7.

ジェネリック医薬品の使用が、国によって勧められています。
ジェネリック医薬品というのは、先発医薬品(先発品)と化学的な成分が同じ、後発医薬品(後発品)のことです。
先発品は、製薬会社が開発して初めて世に出す薬なので、それなりに値段もします。
また、せっかく開発したものですから、特許を取って、他社に真似されないように法的に保護されています。
後発品は、この特許保護期間が切れた先発品を、他のメーカーが製造して売るものです。
開発費などがかかっておらず、安く作ることができます。
また、世に出て何年も経った「古い薬」でもあります。

だから後発品は、先発品と同じ成分が同じ量だけ入っていても、先発品よりも安いのです。
同じなら、安いほうを使いましょう、というのが、医療費を抑えたい国の推奨理由です。
しかし、先発品・後発品の効果が同じかどうかは…評価が分かれるところです。

さて、漢方薬には、先発品・後発品というものがありません。
例えば、葛根湯はいろんなメーカーが製造・販売していますが、それぞれ材料となる生薬の量や種類に微妙な違いがあり、また作り方も異なるので、葛根湯はどのメーカーのものも化学的な成分が同じではありません。